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活動報告「潮来の音」第二章 滞在制作発表

2024年1月14日に八戸市美術館 ギャラリー1にて、八戸のイタコ文化を中心にリサーチして創作した「潮来の音」第二章 の公開プレゼンテーションを行いました。

​まず活動の成果としての作品発表、その後ご来場頂いた皆様にイタコについてのお話を伺いました。

お陰様でたくさんの地元の方にご来場頂きとても実りの多いプレゼンテーションを行うことができました。ご協力くださいました八戸市美術館の皆さま、心より感謝申し上げます。

 

「潮来の音」第二章 公開プレゼンテーション

日時:2024年1月14日(日) 14:00-15:00​

場所:八戸市美術館 ギャラリー1 (〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4)​

料金:無料​

演出:鍾伯淵(チョン・ポーユアン)(暁劇場・台湾)

舞踏:我妻恵美子(日本)

「潮来の音」第二章 公開プレゼンテーション活動報告

「潮来の音」第二章 WIP

今回の滞在期間中に創作した「潮来の音」第二章の部分を発表しました。脚本を読み上げたものを録音し、オリジナルの音楽を交えて13分ほどの作品となりました。

地元の方からイタコさんの経験談やイメージを伺いました

 

体験した方からのご意見はとても熱量が強く、現実でありながらも何か夢のお話を聞いているようでもあり、不思議な時間の流れを感じます。

 

●身近な方が急に亡くなったときに呼んでもらった

●昨年友達が亡くなったので呼んでもらった

●魂を呼び寄せる口寄せではなく、イタコさんが一軒一軒それぞれの家に回って今年1年を占い「◯月◯日に体調を崩すから注意しなさい」という予言がピタリと当たった

●一度そういう霊的なものに頼ったら依存してしまうかもしれないのが怖い

●恐山は興味があるけど、悪い霊も連れて帰りそうで怖い

●聞いたことはあるけど会ったことはない、その機会がない…という方も多かったです。

 

おばあちゃんの世代では節目節目に会いに行くような生活に近い存在であったものが、次の世代になると滅多に会わないしどこにいるか噂は聞いたことがあるくらいの存在になり、その次の世代になると「イタコ」という名前だけ知っていいる、というように距離がどんどんと離れていっています。

イタコさんは今では90歳以上の方が多くその数も2018年の時点で僅か6名と言われています。

今回の滞在制作を通して、本やネットの情報だけでは知ることのできない八戸の文化、風土を体感することができました。八戸の外からやってきた私達の目にはその日常がとても興味深く映ります。そして、その思いを作品にして皆さんに見てもらうことで双方向のコミュニケーションが生まれ、八戸の魅力を再発見することに繋がるのではないかと思いました。 

 

劇場というクローズドな空間でなく、美術館に来た皆様が「なんだろう?」と興味を持ってふらりと立ち寄ってくださったのも大きな喜びでした。今回は「潮来の音」第二章の一部分のみの制作でしたが、引き続きリサーチと創作を続けます。また八戸市で上演する機会に繋がることができましたら幸いです。

最年少のイタコ、松田広子さんに口寄せをして頂きました

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今回の滞在制作期間中、最年少であり最後のイタコと呼ばれている松田広子さんに亡くなった母を口寄せをして頂きました。松田さんはとても気さくな方で、簡単に活動についての紹介をしたら地元の舞踏家さんのお話や韓国や台湾から来日したダンサーの方のお話をしました。

口寄せが始まるとジャリジャリと数珠をならし独特の節で霊を呼ぶお経が始まります。たくさんのお地蔵様の名前が呼ばれているのが聞き取れました。また、「冥土の土産に何が良かろう、念仏が良かろう」という一節が印象に残りました。

 

お経が終わると母が語りだします。イタコさんを通して亡くなった母から「見守っているから安心して暮らしてくれ」と言われることが、この不安に満ちた現代を生きる身にとってどんなに心強いことかと感じました。西洋医学や薬での治療とは違う、心の対話を通した癒やしへのアプローチがあると感じました。

母から「今日はありがとう、ありがとう」と伝えたれた後、今度は魂を送り返すお祈りで終わります。

 

自分がイタコさんに対して抱いていた印象で変化した点があります。何か神とか霊とか荘厳な宗教的なイメージまたは怪しいイメージから、何かもっと身近な、夢で母とお喋りしているような感覚に変わりました。イタコさんに頻繁にお会いできるわけではないからこそ、今、私の方が亡くなった母に呼ばれているのかもしれない…そのようにも思いました。

御年92歳のイタコ、中村タケさんに口寄せをして頂きました

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発表を終えた次の日、御年92歳のイタコ、中村タケさんにお会いする機会に恵まれました。

蝋燭を灯し口寄せのお経が始まります。タケさんの口から「お願い申し奉ります」と神仏さまに何度も深々と頭を下げる姿がとても印象的でした。私達のためにここまで心を注いでくださっている姿に心打たれました。

終わった後は外も暗くなっていて、私達は部屋の電気を付けましたが帰り間際にタケさんから「電気は消してください、見えないので消してあっても同じですので。この家のどこに何があるのか全部わかってますので」と。目に頼って生活することが多い我々には感じ取れていない世界の現れ方があるのだろうと想像しました。

 

玄関を出た後、蝋燭の火が心配だったので窓の外からちょっと様子を伺いましたが、誰もいなくなった部屋で再びお祈りが始まった様子で感銘を受けました。タケさんが繋いできたこの世とあの世、そしてお経を捧げ続ける小さな背中がいつまでもここにあって、人々の心に明かりを灯して欲しい、そのように思いました。

タケさんは92歳と思えないほど肌艶が良くお元気そうで、とても可愛らしくおしゃべりしていて楽しいです。口寄せではあるけれど、霊魂よりタケさんに会いたくて会いに行く方も多いのではないかと感じました。外は一段と冷え込み寒い日でしたが、「楽しく暮らしてくれ」というあの世からの言葉を胸にとても暖かな気持ちになって帰路につきました。


心より感謝申し上げます。

八戸のイタコ文化を中心にリサーチして創作
「潮来の音」第二章 公開プレゼンテーション
2024年1月14日(日) 14:00
於:八戸市美術館

「潮来の音」国際合作プロジェクトは台湾・暁劇場主催の作品です。今回、暁劇場の演出家である鍾伯淵と、振付として参加している舞踏家の我妻恵美子が八戸で滞在制作を行っており、イタコの文化を中心にリサーチを重ねました。


亡くなった方の魂を呼び寄せる口寄せを行う「イタコ」は、最近は特に海外の方から注目されています。身近にあると見過ごしてしまうその存在について、この場でちょっと立ち止まって思ったことを交換する場としたいと考えております。

成果発表として下記の日程で公開プレゼンテーションを行います。思わぬところからそれぞれの創造性を膨らませたり、生活の中の文化的価値に心ときめく機会となりましたら幸いです。

「潮来の音」第二章 公開プレゼンテーション

日時:2024年1月14日(日) 14:00-15:00

場所:八戸市美術館 ギャラリー1 (〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4)

料金:無料

演出:鍾伯淵(チョン・ポーユアン)(暁劇場・台湾)

舞踏:我妻恵美子(日本)

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「潮来の音」国際合作プロジェクト

プロジェクト概要


潮来の音は​暁劇場​(シャインハウス・シアター)が主催する三部作構成のプロジェクトです。第一章「潮来の音」は、2018年から3年かけて創作を重ね、世界中がコロナ下にあった2020年10月、華山烏梅劇院で初演を行い高い評価を得ました。その後、東亜人民劇場祭、ソウル国際環境演劇祭(韓国)、エディンバラ・フェスティバル・フリンジ(スコットランド)、台東フリンジ・フェスティバル(台湾)に参加し、2023年にはThe ATRIUM劇場(リトアニア)、Ufafabrik(ドイツ)で上演しました。

 

「潮来の音」は暁劇場の鍾伯淵(チョン・ポーユアン)が演出を行い、日本の舞踏家、我妻恵美子が振付として参加しています。災難に見舞われたときに我々に道しるべを与えてくれるイタコの存在にインスパイアされ、演者の体を媒体として生死の本質を問いかけようと試みています。演出として演劇と舞踏を融合させている点もこの作品の特徴の一つです。

 

この作品は台湾と日本の文化的な類似も土台となっています。これまでの台湾と日本の経済・文化における友好関係、災害時の相互支援もお互いを身近な友人のように感じる理由の一つですが、その他にも地震が多い国であること、地理的位置や島国という特性など、それらの類似した環境が私達のものの考え方、そして死生観に影響を与えています。

 

「潮来の音」は台湾と日本の災害における人々のエピソードを調査することで普遍性と価値を見出し、作品を通してこれからの自然環境、人の繋がり、感情と向き合う時間を伝えていきます。


2024年1月、暁劇場と我妻恵美子は青森県八戸市で第二章創作のための滞在制作とプレゼンテーションを行います。

2024年8月9~11日、東京にて「潮来の音」第一章の公演を行います。

2025年、台湾と日本で「潮来之音」 第2章の上演を目指しています

共作のきっかけ

2018年、演出家の鍾伯淵は国芸会「海外芸遊」助成で来日し、舞踏家の我妻恵美子とともに日本三大霊場の一つである恐山を訪れ、また八戸市で現役最高齢のイタコ、中村タケさんを訪問し口寄せを初めて体験しました。目に見えない存在に思いを馳せる、とても特別な体験でした。

この八戸滞在期間中に我妻は3.11東日本大震災の経験津波により実家のある宮城県亘理町が被災した経験を鍾伯淵へ伝えました。見慣れた風景が破壊されてしまったこと、地元の親戚や友人たちの埋められない喪失感、人々がどのようにして震災後の日々を過ごしているかなど。

震災で突然の失われる日常に直面した私達は、どのようにこの理不尽さと向き合っていくのか大きな問いを突きつけられました。SNSなど便利なコミュニケーションツールが氾濫する中、人々の心や割り切れない感情が現代社会のスピードに取り残されているのも否めません。その無視されてきた感情はふとした瞬間に爆発し、人々を大きな絶望感に陥れます

日台はどちらも地震の多い島国であるという地理的条件にあります。これらの経験をきっかけとして、人々がいかに災害や大きな傷に立ち向かうか、また信仰が人に与える力について考えるに至り、日台文化の類似点や相違点から「潮来の音」を創作していくこととなりました。

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構想

第一章

「潮来の音」(2020)

時間軸は震災前、レズビアンカップル、飼猫と女、盆栽と男という3つの異なるパートナー間で物語がそれぞれ始まります。彼らは頼り合い困難を乗り越え、時には理解し合うことができないと感じますが、けっして孤独ではありません。エピローグで津波が押し寄せ、互いの思いは生死の間際に入り混じります。

第二章(※現在制作中)


第二章で展開する物語は原子力発電所の事故の問題を取り入れています。核分裂の衝撃のように日常が突然打ち砕かれるイメージです。第一章に登場した人物のその後の物語は、同性パートナーを亡くした女性の親権争い、震災の瓦礫に埋もれた猫の飼い主、災害で焼けていく植物…と続き、生き残った者に襲い掛かる困難から始まります。

現実が急転し苦難が永遠に続くかのような状況、生き残ったことは幸せであるのか。打ちのめされる現実の中で、当初無関係であった人たちが次第に支え合い始めます。
 

災害の大きさを直接表現するのではなく、災害の中で繰り広げられる名もなき人々の感情の機微と生き抜く力を描きます。同時に現実の無情さも描く。

災害が起きた時、私達の分断は深まります。3.11東日本大震災発生直後の東京、無言で何時間も歩く人々は葬儀に参列する人々を連想させました。誰にも慰められずに怯える個の恐怖を物語にしたいと考えました。
 

第三章
 

第三章は「序破急」のような構造を持ちつつ輪廻のように繰り返される物語でもあります。台湾の921大地震や日本の3.11大地震など、災いの中で人々がいかに「日常」を維持しようともがき、互いの優しさを感じながら歩き続けていくのかをこの物語の中で描こうとしています。

災害後に私たちに残ったもの、手にしているものは何か?に焦点を当てていきます。

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1.〈縁結〉:プロローグの群衆は海に取り残された魂を彷彿とさせ、波に揺れながら姿を変えていく。

時折大きく波打ち、群衆は微かな言葉をささやきながら次第に消えていく。

主要メンバー紹介

暁劇場

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暁劇場は2006年に設立。太陽「暁」をシンボルとし、太陽が世界を照らすように演劇を通して世界を隈なく表現することを目指している。現代の社会問題を独自の詩的な台詞、繊細に振り付けられた動きで描写し、私たちが存在している「今」、「ここ」をシンプルでありながらも観客の心に深く鋭く突き刺す言葉で表現している。暁劇場の作品は国内外で高い評価を得ており、上海當代演劇季・バンコク インターナショナル シアター フェスティバル(Bangkok international Theater Fes-tival)・フェスティバル トーキョー(Festival Tokyo, 2013)・アジア舞台芸術祭(Asia Perform-ing Arts Forum, APAF, 2015-2016)・台北芸術祭(Taipei Arts Festival, 2015) から招聘さている。暁劇場は台北市の萬華地区に於いて長きにわたり活動を続けている。現地で国際的なダンスフェスティバルである「Want to Dance Festival(艋舺国際舞蹈節)」を企画し、200席を備えた「萬座暁劇場」の経営も行っている。暁劇場のアートディレクターであり「Want to Dance Festival(艋舺国際舞蹈節)」のキュレーターでもある鍾伯淵(チョン・ポーユアン)は、「革新性、共生、持続可能性」をコンセプトに萬華地区を中心に国際的な文化交流の輪を広げ、多種多様な舞台表現活動の場を創り上げている。

【WEBサイト】https://www.shinehousetheatre.com

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鍾伯淵(チョン・ポーユアン CHUNG, Po-Yuan)
暁劇場アートディレクター・脚本家・演出家

 

1985年台湾⽣まれ。台北芸術⼤学演劇学科演出専攻。2006年に暁劇場を設⽴、2008年に修⼠課程を終え卒業。2022年に萬座暁劇場の経営を開始し、アートディレクターを務める。また、毎年4月に行われる国際ダンスフェスティバル”Want to dance festival”のキュレーターでもある。今まで30部以上の創作、演出の実績を重ねており、「アルマゲドン(穢⼟天堂)」「地下の⼥たち(地下⼥⼦)」などの脚本集を発表している。その他、CM・テレビ・映画の出演経験も多数。

AGAXART (アガックスアート)

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2020年舞踏家我妻恵美子により設立。身体、精神、魂の関わり合いを探求し、人々の創造性を高めていくことを目的としている。舞踏の身体操法を主軸に言語化できない内面と向きあい、多様な表現を発掘する場を提供する。国内外でフィールドワークを行いながらワークショップ、公演、イベントの企画制作を行う。主な主催事業として茶の湯と舞踏のコラボレーション「をてらをどりをちゃ」Session1~4(東京・芸術文化振興助成)、2022年日本舞踏と台湾演劇の共同制作「日日是好日」(台北・アーツカウンシル東京スタートアップ助成)、舞踏公演「北斎漫画の墨の囁き、街の響き」(2022)、「おどる湯」(2023) (隅田川森羅万象隅に夢アートプロジェクト)など。

Emiko Agatsuma

我妻恵美子(Emiko Agatsuma)
AGAXART代表

舞踏家・振付家・演出家

 

我妻恵美子は舞踏家であり振付や舞台演出も行っている。1999年早稲田大学文学部を卒業と同時に舞踏集団・大駱駝艦に入艦、麿赤兒に師事。2020年に独立し舞台・イベントの企画制作を手掛けるAGAXARTを設立。 2015年に自らの振付・演出作品「肉のうた」にてパリ日本文化会館(フランス)より招聘、同年に第46回舞踊批評家協会新人賞を受賞、「舞踏の一角に新風を吹き込んでいる」と評価を受ける。2018年より台湾台北の暁劇場より舞踏指導として招聘される。2020年、台北国際芸術村の滞在芸術家として選出、舞踏ソロ作品「Future Temple」を発表し第39回 Battery Dance Festival(ニューヨーク)よりアジア代表として招聘される。
舞踏指導の経歴は15年以上あり、早稲田大学、国立台北芸術大学、国立台南芸術大学等、日本と台湾のプロのパフォーマーに向けた講義や国内外で舞踏ワークショップを開催している。

​【WEB サイト】https://www.agaxart.com

舞踏とは?

 

1960年に日本で生まれたコンテンポラリーダンスで、土方巽と大野一雄が有名な創設者です。舞踏では既成の価値観を疑い、自身の体や内面、日本の風土、そしてダンスを問い直し、独自の視点で再構築します。身体の動きを発展的に捉えるダンスとは異なり衰弱した身体にも美しさを見出し、身体と潜在意識の繋がりを通してより深く人間のあり方を探求していきます。この独特な身体表現は西洋のダンスとは異なる考え方を持っており、世界から関心を集めています。

活動履歴

曉劇場《潮來之音 II:撞擊》前期呈現

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曉劇場《潮來之音 II:撞擊》前期呈現

2021/9/11 (六) 14:30
場館地址:龍山文創基地-曉劇場


節目介紹
曉劇場編導鍾伯淵及日本舞踏編舞家我妻惠美子(Emiko Agatsuma)2020年首次合作《潮來之音》首部曲,爾後延續創作,從文本、身體各自出發進行潮來之音二部曲前期創作。9月11日將在龍山文創基地_曉劇場演出。
當災難來時,日常如同受到中子撞擊,破除常態致使分裂,不論是家庭、伴侶、親友等狀態都將被迫分割成個人。日本311大地震後東京的人們在街上彷彿為日常哀悼的送葬隊,無聲的在街頭走上好幾個小時,誰加入了誰又離開了,送葬隊伍的群體意象卻又難以讓其中恐懼的個體感到絲毫的安慰。

地震、海嘯後迎來核電廠危機事故,憑藉著核裂變的「撞擊」、「分裂」意象破除原本漂浮的夢的狀態;面對失去伴侶的生活、養子撫養權的爭取,養貓的主人被瓦礫深埋其中,植物在災難中被火焚燒,小兒麻痺男子和女高中生相繼投入救災;現實急轉直下,苦難成為日常,倖存已是幸褔,毫無關聯的眾人卻在災難的摧折下成為他人的支柱。劇本「Bombard 撞擊 」中非直指災難的巨大,而是相應於災難中無名的人們展現人性情感至深的力量。


潮來之音II:撞擊


編導:鍾伯淵
編舞、演出:我妻惠美子
演出者:曾珮、鄭詠元、陳家誼、李廷羿、涂家瑗
排練助理:丘奕、謝承瑜

主辦單位:曉劇場

贊助單位:國藝會、台北市文化局 

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鍾伯淵


2006年成立曉劇場,畢業於臺北藝術大學戲劇學系,主修導演,至今創作超過30部原創作品。導演作品從劇場詮釋經典文學之美、進駐萬華發表城市系列作品,同時策劃製作:2020鈕扣計畫十週年製作人、2020舞躍大地舞蹈創作比賽計畫主持人。曾擔任大學戲劇社社團講師、人本教育基金會兒童戲劇營的顧問。現為艋舺國際舞蹈節策展人及糖廍曉劇場藝術總監。


我妻惠美子 Emiko Agatsuma


舞踏家、編舞者及導演。二十年來我妻惠美子根據自己的舞踏美學,持續創作出國際公認且創新的舞踏表演。2014年獲第46屆日本舞踏評論協會的最佳新人獎,2020年從東京最大舞踏舞團「大駱駝艦」獨立成為自由舞者,並創立舞踏舞團「我加克斯藝術」。
自2018年起,持續受邀至曉劇場擔任舞踏肢體指導,2020年獲選為臺北藝術村駐村藝術家,發表了作品《明日之寺》;並與曉劇場合作《潮來之音》擔任編舞與演出,且曾作為日本代表受邀參與臺灣的《TJIMUR藝術生活節》,並參與在美國紐約舉行的第39屆《Battery Dance Festival》。

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